容姿偏差値のあげ方

まずは資産性の高いものから手を付けるべきである。つまり肉体そのもの。具体的には、整形や筋トレをする。これらは劣化スピードが遅く、本体を切り崩すことなく効用のみ生み出し続けるため、ストック型、つまり資産であると言える。次に服。そして最後に髪型や化粧である。化粧などというのは壱日限りのものであるから、資産性が極めて薄い。

この順番を逆にしてしまうと、化粧で無理をしているひょろがりでい続けることになってしまう。しかも、化粧代は払い続けなければならないのだ。何たる災難。まずは不細工なマッチョ、ひょろがりで服がダサいイケメンから入り、最後に身なりに気を遣えばよい。

そして服装も、センスを磨く前にブランド物に手を出してしまっては、ブランドのロゴで威張るファッションでおしゃれにになった気になるか、宝の持ち腐れを起こしてしまうかの二パターンが関の山であろう。まずはGU、ユニクロから入って可もなく不可もない服装で週7日回せるようになるべきだ。その後で、通販のプチプラファッションに手を出して個性を磨いてゆく。ここまで来てもブランド物に手を出すのは飛躍感があるので、セリーヌのコレクションを見つつ、実際の服はZARAでそろえる等、最後の前段階として実験を行ってからいよいよブランド物に手を出すのが良いだろう。